自家焙煎コーヒー通販・送料無料 珈琲ハウスK2

コーヒー豆の産地とコーヒー豆の名称


一昔前はコーヒー豆の名称には、豆を出荷する港の名前を付けることが多かった。
例えばおなじみのモカという名称はイエメンのモカ港からコーヒー豆が輸出された為
この地域からとれるコーヒーをモカと呼ぶようになったようです。
ブラジルサントスなどもサントス港が由来です。

最近は港の名前だけでなく、豆が取れた地域や農園の名前・
地域の組合の名前が用いられることが多くなりました。
例えば当店が取り扱う豆でも『ブラジル サントアントニオ プレミアムショコラ』
この豆はミナスジェライス州サントアントニオ地域の約20農園からなる
生産者共同体(サントアントニオ生産者組合)が作るコーヒー豆です。

現在では地域の生産者組合や農園などがその品質基準を明確にして、粗悪品が
出回らないように管理している信頼の証として、コーヒー豆の名前として使用
されることが多くなりました。当店の取り扱うコーヒー豆は、基本的には豆の
産地が明確なものを厳選しており、焙煎を手掛ける方であれば豆の品質の良し悪しは
はっきりとわかわかると思います。

特に最近はにほんの日本の農産物や畜産品などでも、農場名をブランドにしたり
牧場名をブランドにしているのと全く同じ理由です。
 

コーヒー豆のグレード


コーヒー豆のグレードの基準は産地によってそれぞれ違います。

豆の収穫される標高を基準にしている地域
豆の大きさを基準にしている地域
欠点豆の含有率で区分けされる地域など
産地が変われば豆のグレードの基準も変わるのがコーヒーです。

<豆の収穫される標高を基準にしている地域>
グアテマラ・コスタリカメキシコ、エルサルバドル、ホンジュラスといった中米の国々など

一般的にコーヒー豆は、生育された標高が高いほど、酸味が強く、香りが良いといわれます。
高地ならではの昼夜の寒暖差によって、コーヒーの実が締まり、ゆっくりと時間をかけて熟していくため
格付けも高く、価格も高くなります。
グアテマラでは、最高級グレードの豆は標高4500~5000フィート(約1350~1500メートル)で
収穫されたものと決められており、SHB(ストリクトリー・ハードビーン)と呼ばれます。
コスタリカは、3900~5400フィート(約1170~1620メートル)で収穫されたものと決められており、
同じくSHB(ストリクトリー・ハードビーン)と呼ばれます。
【当店の取扱コーヒー】
グアテマラ アンティグア SHB アゾテア農園
エル サルバドル SHG


<豆の大きさを基準にしている地域>
タンザニア、ケニア、コロンビアなど

大粒の豆ほど高品質とされ、7段階程度に分類してグレード分けをしています。
コーヒー豆の大きさで振り分ける道具として使われるのが、「スクリーン」という
穴の開いたザルのような物です。スクリーンの穴の大きさを
「スクリーンサイズ」あるいは「スクリーンナンバー」と呼び、
この値が大きいほどコーヒー豆が大きいことを意味します。
タンザニアでは、「AA」と格付けされたスクリーン18以上の豆を上位に、
ケニアでも「AA」と格付けされたスクリーン17~18の豆が上位にランク付けされています。
コロンビアでは「SPU(スプレモ)」と呼ばれるスクリーン17~18の豆や
「EX(エキセルソ)」と呼ばれるスクリーン15~17の豆があります。

【当店の取扱コーヒー】
コロンビア スウィートベリー SUP
コロンビア ラスフローレス農園EX カフェインレス
ケニア マサイ AA
タンザニア アデラ AA

<欠点豆の含有率で区分けされる地域>
ブラジル、エチオピア、インドネシア、ジャマイカなど

ブラジルではNo.2からNo.8のランクはあるものの、No.1というグレードは存在しません。
実はNo.1という規格自体は存在するのですが、コーヒーは農作物なので、
判定される300gの豆に一切の欠点豆がないということはありません。
ブラジルのNo2は300g中、欠点数4・No3欠点数12・No4欠点数26
黒豆の場合は1個につき欠点数「1」、未熟豆の場合は1個につき欠点数「0.2」など
点数のつけ方は生産国によって異なります。
エチオピアでは、G1・G2・G3・G4の名称でグレード分けします。

【当店の取扱コーヒー】
ブラジル サントアントニオ プレミアムショコラ
※商品名にぐグレードの記載がありませんが、グレードはNo2
スクリーンは17~18の豆を使用しています。

エチオピア イルガチャフィー ベレカ G1(ウォッシュド)
エチオピア シダモ G2
インドネシア ミトラ G1

コーヒーの生産地や農園、豆のグレードなども気にしながら
コーヒーをお召し上がりになると一層楽しみが広がります。